こんにちは。
大変ご無沙汰しております。
本日は、とてもいいお天気ですね(^-^)
でも、もうすぐジメジメした梅雨を迎え、
湿気が多くバイ菌が繁殖しやすい時期になりますね(>_<)
そこで、今回はバイ菌とコンタクトレンズの取扱いについて
お話ししたいと思います。
コンタクトレンズを使用される方にみられる感染性角膜炎の原因は、
細菌、真菌(カンジダ)、ヘルペス、アメーバなど多彩にわたります。
今までは、1マンスや2ウィークのコンタクトレンズを
ご使用の方に感染性角膜炎を発症する患者さんが多かったのですが、
最近は、ワンデーのコンタクトレンズをご使用の方に、
発症する方が急増しています。
レンズケースの汚染が原因で発症する2ウィークや1マンスと違い
ワンデーの場合、皮膚の常在菌(ブドウ球菌・MRSA)が原因
といわれています。
レンズの着け外しの時に感染し炎症をおこします。
感染性角膜炎は、症状は激しく点滴、入院治療が必要で、
対応が遅くなると失明の恐れもある怖い病気です。
重症になる方は、コンタクトレンズの使用日数を守らない方が
多いそうです。
感染性角膜炎の対策として
★ハードでも、ソフトでもコンタクトレンズに触れる前には、
手を石けんでよく洗い、水道水でしっかりすすいでください。
★レンズケースを清潔に~
・ケースは、毎回水道の流水でしっかり汚れを洗い落とし、
カビや雑菌が繁殖しないように完全に乾燥させてください。
・レンズケースをこまめに変えましょう
ソフトは、1.5カ月から3カ月
ハードは、6カ月から1年
あくまでも目安ですので、汚れたらその時に交換してください。
ソフトの場合は、新品の洗浄液を開封するごとに、レンズケースも新しく
交換することをお勧めします。
★少しでも目に異常を感じたら、すぐ眼科受診を
バイ菌から大事な目を守るために、正しくコンタクトレンズを
使いましょう(^^)/